千葉市 世界パラバドV・市原の杉野選手に知事賞「東京で恩返し」
市原市出身・在住のパラバドミントン選手、杉野明子さん(27)=ヤフー=が昨年11月の世界選手権の女子ダブルスで優勝し、森田健作・千葉県知事から26日、知事賞を授与された。2020年東京パラリンピックでの活躍も期待される杉野選手は「生まれも育ちも千葉県なのでうれしい。20年に向けて努力を続け、結果で皆さんに恩返しをしたい」と意気込んだ。
千葉県庁での授与式で、千葉県のマスコット、チーバくんと一緒に杉野選手を出迎えた森田知事は「ここまで来るのには大変な努力があったと思う。県民に勇気と誇りをくれた」と祝福し「東京パラでの健闘も願っている」とエールを送った。
杉野選手は、市原市立石塚小学校、同八幡中学校、県立市原八幡高校(市原市)、淑徳大学(千葉市)を卒業後、ヤフーの社会貢献活動部門で働きながら国内外を転戦中。昨年11月22~26日に韓国で行われた世界選手権の女子ダブルスで、下肢障害のあるインド選手と組んで頂点に立った。シングルスも8強入りした。
バドミントンを始めたのは中学校の部活動。生まれつき左腕の機能不全があり、中2の時に県内の障害者バドミントンクラブチームにも出会い、大学生で国際大会に出たことを機にパラバドミントンに絞った。
「言い訳が利かない世界で勝負にこだわるところに魅力を感じ、走り続けてきた」という杉野選手。自身の強みは相手の攻撃に対する切り返しや一歩先を読むプレーで、取り組んでいるシングルス、ダブルス、混合ダブルスともに東京パラで実施予定。県内でも練習を重ねる杉野選手は「東京パラは出るだけではなく、しっかり成績を残したい」と次の大舞台を見据えた。
本日、千葉市花見川区幕張町自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区椿森国立千葉医療センターに
通院治療をされ戻りました。